ゆるおに GM論議
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GM論議
『汝は鬼なの? 狼なの?』シリーズ


番外編
~ゲームマスターズの議論~



※第9ゲームまでのネタバレが含まれます



第9ゲーム終了後~


独身貴族 皇ギ
「共有なしにすると、村の戦力が一気に落ちる気もするわね」

村のインテリ 宣水
「狼陣営が強かったってのもある。だが、キツネはやっぱり、背徳者がいないと運の要素が強いな。キツネを強くするか」

独身貴族 皇ギ
「聴き耳キツネ、背徳者を戻す、子狐追加、姫狐。キツネ関係はそのあたりかしら」

村のインテリ 宣水
「子狐は、占い能力があって、呪殺されず、狼に襲撃される背徳者だな。狼を当てて行き、告発を防ぐ係ってところだろう。
姫狐ってのは?」

独身貴族 皇ギ
「襲撃能力を持つキツネね。これを念殺と呼ぶんだけど、念殺の行使如何は姫狐の自由。そして実行にあたっては、背徳者を生贄とするわ。背徳者に刺し違えさせる、ということ」

村のインテリ 宣水
「つまり最大の敵である占い師を襲撃でき、なおかつ死体を多く出せるため、呪殺偽装もできるということだな。狂狼占い師が乗れば猫噛み偽装もできる。それはパターンが増えすぎるんじゃねえか」

独身貴族 皇ギ
「ちなみに、念殺を防衛する能力を持つのは霊能者なのよ。狩人と同じく、念殺が来そうなところを指定して護衛。また、霊能者自身は無条件で念殺を退ける。霊能者のボロ雑巾化を避ける役職でもあるわね」

村のインテリ 宣水
「背徳を持ってる時点で、キツネはかなり強くなる。そのうえ背徳を毒矢にできるとなると、よほど弱いプレイヤーを当てないとキツネ無双になるな」

独身貴族 皇ギ
「じゃあノーマル狂人、背徳入り、猫又に『ひとり共有者』。このあたりがバランスかしらね」

村のインテリ 宣水
「ひとり共有者っていうのは締まらねえな。猫を強化するか。蘇生能力だとか」

独身貴族 皇ギ
「25%で死者を蘇生? あたしはそういう、確率でゲームバランスが変わるの好きじゃないんだけど。……共有なしでも、これまでの失敗を振り返って、村は強くなってるかもしれないわね」

村のインテリ 宣水
「狼が猫によって圧迫されるようなら、噛み役(猫又を噛んだ時に道連れとなる狼)を決められるようにしようかとも思ったんだが、狼は勢いを維持してるな。猫噛みの道連れは、今まで通りランダムでいいだろう」

独身貴族 皇ギ
「噛み役を狼が決められると、占い即噛みが発生しやすいわけよね」

村のインテリ 宣水
「そうだろうな。そして噛み役は、どうせローラーされる占い騙り狼だ。そうなると潜伏狼の仕事も増える。キツネを自力で探さないと勝てない。狂人はほぼ捨て駒だ」

独身貴族 皇ギ
「今のレギュレーションでも、腕力の強い狼は狂人を捨て駒にするわね。一応、ボンクラが狂人を引いて狼の足を引っ張らないよう、こっちも気を付けてるけど」

村のインテリ 宣水
「それはそれで、メタ推理を呼ぶ。蘭香や克己も、そろそろ内訳計算くらいはできてるだろう。総ランダムでもいいと思う」

独身貴族 皇ギ
「ボンクラ狂人は、狂人欠けよりも狼の足を引っ張るじゃない。狂人欠けは狼の警戒でカバーされるけど、ボンクラ狂人はどうしようもないわよ」

村のインテリ 宣水
「それをどうにかするのも、三匹いる狼の仕事だろう。背徳者のほうが、ご主人様を連れてドボンの率が高いな。ボンクラを背徳者にあてると、キツネの勝率が著しく下がる」

独身貴族 皇ギ
「サポート系は万羽が強いわね。弥風や此紀も同陣営の底上げをするわ。西帝と東雲は何でもするでしょ。右近や蘭香、うちの斎観あたりが、そういうのは苦手なのかしらね」

村のインテリ 宣水
「右近と蘭香はアタリのサポーターとは言えないが、何を引いてもあまり変わらん。斎観はグレランに弱いが、背徳者ならその弱点もメリットに変わるだろ。問題は白威あたりだ」

独身貴族 皇ギ
「それは同感ね。単独では弱くないのに、ご主人様を持たせると萎縮するわ。キツネはこの背徳者を持ちたくないでしょう」

村のインテリ 宣水
「過去、初手でキツネピックアップをやった背徳者だな。
あのときは地雷進行だったからだろうが、背徳は別に、あそこで地雷を踏んでも構わなかった。刹那はグレーに置いておけば、後日のグレランで吊られる位置だが、そこで助からないキツネは背徳者が何をやっても負ける。
刹那に逃げ切らせて、村人に白を出し、自分は噛まれることでローラー誘発。それが手堅い戦い方だっただろうな」

独身貴族 皇ギ
「やっぱり背徳者の仕事って言うのは、占いで噛まれることよね」

村のインテリ 宣水
「まあ噛まれるよりは、真を噛ませた方がいいんだが。
だがいずれにせよ、キツネにとって最悪の展開は『真と狂狼占い師の信用勝負』。これが開始された時点で、キツネはまず助からない。グレーがどんどん潰され、首が締まるのを待つだけだ。
背徳者はこの進行を阻止するのが仕事、と言って過言ではないだろ。まして背徳占い師が信用勝負を仕掛けるのは、手のかかる自滅だ。
第8ゲームのキツネ陣営も、かなり強い部類だったが、これで死んだと言える」

独身貴族 皇ギ
「背徳占い師の身上は、狼から邪魔だと思われることよね?」

村のインテリ 宣水
「というよりも、『偽だと露呈しないこと』だろうな。1黒を狼に当てられたら理想だ。2黒は駄目だ、かえって噛まれない。特攻の可能性を考えても、この占い師を噛んではいけない」

独身貴族 皇ギ
「2黒当てておいて、キツネを囲えばどう? 同じ理屈で、2黒占い師の白は噛まれないでしょ」

村のインテリ 宣水
「その戦法は効率が悪いだろ。まず2黒を当てるというのが実現性が低いが、できたところで、真占い師の気まぐれひとつだ。囲い狙いに当たれば一発呪殺だろ。『2黒を当てられる背徳者』という地力が無駄になる。霊能者なんぞとラインが繋がったところで、キツネにはほとんど無意味なんだ」

独身貴族 皇ギ
「まあ……そうね。あらゆる面から見て、キツネピックアップはまず悪手ってことね。
……でも2黒を出してる偽占い師なんて、真占い師から見れば狂特攻かキツネ特攻じゃない? その白を占うかしら」

村のインテリ 宣水
「俺なら占わないが、中盤以降なら『狂特攻に見せかけた狼占い師と、その囲い』なんかを警戒する占い師はいるだろう。実際、狼占い師の戦略としては、初動で狂人のふりをしてから信頼回復というのは有効だ。落ちてから上がる占い師は吊られにくい」

独身貴族 皇ギ
「そこまで上手くやった狼占い師が、仲間を囲うっていうのも安易じゃない? 飽和避けも考えれば、仲間には黒打ちしたいところだと思うけど」

村のインテリ 宣水
「2黒にもう片方の仲間がいる想定だった。白囲いと黒打ちで、狼の誰かが生き残る。絵に描いたような展開だが、あいつら絵に描いたような展開に弱い。勝手にレアケースのリスクヘッジを始める者が多いな」

独身貴族 皇ギ
「ああ、ねえ、そういえば第9ゲームで『死体なしの日に黒出しはキツネ把握くさい』って意見があったけど、あれはどうなの? 普通、キツネを把握した狼は、グレーに置いておくものじゃないの? 東雲なんかも、過去に『キツネに黒打ちはドポンコツ』って言ってるでしょ」

村のインテリ 宣水
「第9ゲームでは狼が大嘘をついてたし、狂人もそれに助力してたから、狼陣営の声がなければそう判断されてたかどうかはわからんが。
占い師が3人いるなり、此紀の占い先が『此紀真の場合に噛まれると信用が失墜する』西帝でなかった場合も、もう少し違う解釈をされただろう。

採用してるルールがやや特殊だから、一般のセオリーはともかく、俺の解釈を述べる。

狼が把握したキツネをグレーに放置するのは、キツネがグレランに弱いとき。あるいは残り狼の人数が多く、キツネを吊るための充分な票数を持っているとき。
そして真占い師が存命で、キツネがその呪殺範囲におり、なおかつ呪殺が出ても狼に勝ち筋があるとき。

把握したキツネを白で囲うのは、普通あまりないと思うが、あるとすれば『真占い師に呪殺させる率を上げたい』とき。
グレランで葬るのが難しそうなキツネを、囲い狼疑惑で真に差し出すわけだな。キツネピックアップであり、だから背徳者はキツネを囲うべきではない、という考えにも通じる。

そして黒を打つのは、その両方を期待しないとき」

独身貴族 皇ギ
「真に呪殺させると対応できない、みたいな想定のとき?」

村のインテリ 宣水
「そうだな。対応できても、真に信用勝ちできないと見込んだ場合、やはり採用しないだろう。
そして、呪殺できる真がいなければ、期待しようがない。

つまり『2占い師で、死体なしの日に黒出し』は、占い初日を危惧した狼占い師が、呪殺に頼らず、キツネを処分しに動いたと解釈しやすいわけだ。
死体なしを見て気を利かせた狂人が、襲撃先を推理して処分しに来たという考えもできる。
これは実際に占い初日かどうかに関係なく、狼に捕捉されたキツネの存在感を増す考えだ。あのときの猫が『少なくとも狼かキツネが炙り出された』と解釈したのは、これによるはずだ」

独身貴族 皇ギ
「実際は、狼は占い初日を『危惧』どころじゃなく、そうだと知っていたわけだけど。というか、黒出し先はキツネじゃなかったし。
だけど村視点では、そういう見方もあったというわけね」

村のインテリ 宣水
「そういうことだ。
また前提として、引き分けなしのルールを採用しているため、早期の黒からキツネCOが起きることはない。このために、メジャーなルールよりも『狼がキツネに黒打ち』は起きやすくなっている」

独身貴族 皇ギ
「通常、狼がキツネに黒を打たないのは、真から呪殺されたときに破綻するから。そして、キツネにカウンターされたくないから、ということかしら」

村のインテリ 宣水
「黒を打たれたキツネは窮鼠だからな。キツネなのに鼠というのも変か。
引き分けルールがある場合、キツネは死亡しても即敗北ではない(これもルールによるんだろうが)。

どうせ死ぬのなら、引き分けを狙い、狂狼にカウンターを食らわせるキツネがいる。というよりも、カウンターしなければ、引き分けの目さえ敵陣営任せになる。
偶数進行ではキツネ目線、何をしたところでほぼ無意味だが、奇数ならば呪殺要請や襲撃強要によって偶数に切り替えることで、能動的に引き分けを狙える。
キツネCOが起きれば当然、そこに黒を出した狂狼占い師の信用が崩壊する。

キツネCOの狙いは、真占い師が死んでいれば狐盾からの引き分けかミス狙い、生きていれば死後の引き分け勝負、って認識だな」

独身貴族 皇ギ
「要するに、奇数から偶数に切り替えるためということ? だけど奇数でも、三つ巴投票なら引き分けよね」

村のインテリ 宣水
「? なぜ狼が三つ巴投票をするんだ。狼は最終日三人の時点で、『自分以外のどちらが吊れても勝利』。狼は三つ巴契約なんざ守らない。
狼が票の読みを間違えて三つ巴になってしまったとしても、引き分けだ。三つ巴が提案された時点で、狼に敗北はない。
というか村が『3分の1、自分を除けば2分の1で吊れる狼』を諦めて、端から三つ巴を狙う理由も、またないだろ」

独身貴族 皇ギ
「引き分けのないルールしか知らないから、あんまりピンと来てないのよ。キツネは死亡済みの前提で……最終日に偶数だとどうなるの」

村のインテリ 宣水
「4人中の3票が狼に集まれば、キツネが死んでいる以上、晴れて村勝利。何も疑問はないだろ。
だが2票しか集まらない場合、狼は必ず『あと1票』に票を合わせて、2対2の引き分けにする。2:1:1で狼が吊れる見込みはない。
奇数で引き分けは『狼が相当のポンコツ』でなければ発生しえないが、偶数ではノーマルに望める。

『同数投票の場合はn回までの決選投票=n回を超過した場合は引き分け』というルールの場合、奇数では確実に引き分けは望めない。決選投票で、狼は票をずらしてくるからだ。偶数でも『狼が得票者でない場合』は、やはり狼が票をずらして村人が吊られる。

自身の死が決まったキツネが決選投票ルールで望むのは、『偶数で、狼が得票者の2:2での引き分け続行』だ。
狼に投票している2人の村人が望むのは、『引き分け、もしくは他の村人の心変わりでの勝利』。狼と、狼への投票(ができていると信じている)者は票を変えない。負けるからだ。

つまり狼が得票者なら、n回の決選投票は2:2で維持されるか、二択に心変わりをした村人が3:1にして勝敗決定。
狼以外の2:2は、2回目の決選投票でまず3:1となって人が吊られ、狼勝利となる」

独身貴族 皇ギ
「ああ、要するに『吊りが決まったキツネの敗北回避』は、『狼が2:2で粘ること』しかないわけね。奇数ではそれさえ望めない」

村のインテリ 宣水
「引き分けがないほうが、ゲームマスターも楽だと思うんだが、結局そう変わらんかも知れんな」

独身貴族 皇ギ
「調べて出てくるセオリーと、起きる展開の違いは、かなり『引き分けの有無』に起因するわね。引き分けがあるのとないのとでは、ゲーム展開は当然変わるもの。『狐盾発生時のシリアス度』が顕著な例として」

村のインテリ 宣水
「あいつらがリスクヘッジに走りがちなのも、引き分けがないからだろう。勝機を逃せば敗北だ。
西帝が『人外に横穴を掘られている』と言ったことがあるが、現状、狼はそれをすべきだな。掘った横穴を村人が後手で埋めに来て、その間に狼は走る。
第6ゲームの狼が、詰んでいる状態からこれで逃げようとしたが、まあ共有者が逃がさなかったと」

独身貴族 皇ギ
「そういう点でも、共有者がいたほうが村の勝率は上がりそうよね」

村のインテリ 宣水
「共有者説得ゲームになってもつまらんと思うが、号令をかける者がいると強いな。村人が横穴に散ると、見えている人外も吊れなくなる。
猫が号令係になってもいいんだが、アシストしてくれる相方がいないせいで、鼻っ柱の強い村人や、そのふりをする人外に押し負けることがあるようだ」

独身貴族 皇ギ
「バランス振りするなら、猫に強すぎるプレイヤー当てるのも考えちゃうわよね」

村のインテリ 宣水
「と俺たちが口に出した時点で、メタ推理を呼ぶから、以降はランダムにしよう。
プレイヤー評だと、桐生や西帝は、向かい風で活性化して、追い風が吹くとさらに止まらないな。そこを人外に利用されやすいとも言える」

独身貴族 皇ギ
「万羽や東雲は、周りが何を言っても変わらないわね。刹那は向かい風に弱いかしら」

村のインテリ 宣水
「此紀は向かい風に弱いように見えて、その実、追い風に弱すぎると感じるな。逆張りする癖があるんだろう。逆噴射狙いの狼にまんまとやられるタイプだ。もっと自信を持って良さそうなもんだが」

独身貴族 皇ギ
「沙羅はまあ、自信も持ってるし、周りの意見も聞くし、強いプレイヤーでしょうね」

村のインテリ 宣水
「沙羅は流されることもないし、逆張りもしないな。推理の的中率が高くない、という弱点はあるが。最終日に残してもSGにはできないが、誘導がハマればミスリードをしてくれる。そのあたりは狼との相性が大きい」

独身貴族 皇ギ
「ゲームマスターとして張りたいのは、やっぱり白威よね」

村のインテリ 宣水
「考え方としては西帝に近い『最善手考察』だが、西帝より突っ張るのが面白いところだな。視野が狭いとも言えるが、強い意見を持つプレイヤーは面白い。段階的に伸びてるから、まあ買いたい馬だな」

独身貴族 皇ギ
「刹那が指定役引くと、村が弱くなるわね」

村のインテリ 宣水
「第2ゲームはそうでもなかっただろ。刹那は良くも悪くも中庸だ。狼のブレインが刹那以下なら刈り取り、そうでないなら負ける」

独身貴族 皇ギ
「3人いる狼の全員が、刹那よりも弱い可能性なんか、ほぼないんじゃないの」

村のインテリ 宣水
「キツネは狼を撃つから、終盤に狼が弱体化することはあるだろう。村人が人外を削ってる場合も同様だ」

独身貴族 皇ギ
「『村人が人外を削ることの難しさ』が、このゲームの根本よね。
グレランも黒ランも、狼に村人を吊らせるだけじゃない? キツネを吊れるラッキーヒットはあるかも知れないけど」

村のインテリ 宣水
「グレランは、狼を吊るというよりも、狩人を避けてグレーを減らすことに意義があると解釈してる。黒ランは村人を吊るだけだろうな。
複数の占い師から黒が出たら、ランではなく、ローラーないし決め打ちに入った方が勝率は上がるだろう。それができないなら、『明瞭な最終日』のためにキープした方がいいと思う」

独身貴族 皇ギ
「そこで、全視点の詰みを目指して黒ローラーっていうのはどうなのかしら」

村のインテリ 宣水
「何もかもが状況次第だが、お前もそれを織り込んで喋ってる、と解釈する。
敵のミスに期待するのはナンセンスだろう。狼と狂人の仕事は『詰みの回避』だ。本当に狼が詰んだ回もあるが、それは序盤の幸運ありきだった。
潜伏占い師が罠を張ったりするケースならともかく、表立って狙うのは実現性が低い」

独身貴族 皇ギ
「話題がちょっと変わるけど、潜伏占い師なんて実在するの?」

村のインテリ 宣水
「東雲なんかは本来、白引きなら潜伏を選ぶ占い師だろう。狂背かも知れない場所を占って名乗り出て、すぐに噛まれたら、あまりにも無駄だろ。騙りのときの東雲の言い分だが、たぶん持論でもあるんだろう」

独身貴族 皇ギ
「真占い師の潜伏死って、そこまで度外視できる可能性?」

村のインテリ 宣水
「キツネ入りなら、まず無視していいんじゃねえかと思うが。狼はそうそう潜伏占い師を狙わねえだろう。
弱い狼にとって、占い師はキツネ排除の生命線。強い狼にとって、占い師はキツネ絞り後の吊り縄分だ。狙うなら狩人目だろう」

独身貴族 皇ギ
「あたしが狼なら、占い師を狙うけど。キツネ逃げ切りなんて薄い線をケアするより、潜伏狼が引かれる線を警戒すべきじゃない? 占い師さえいなければ、強い狼はまず吊られないんだし」

村のインテリ 宣水
「前に刹那が言ってたと思うが、強い狼なら、占い師に引かれても殴り勝てるだろ。どの陣営を警戒するか、というのは狼の性格次第か。
性格次第といえば、猫を初日に出す派が多いようだが、俺が見たログでは猫は潜伏させるのがセオリーになってたぞ」

独身貴族 皇ギ
「あんたが猫を出したケースもあるでしょ。お陀仏チャンスで潜伏派もいるけど、結局、猫自身が露呈派だと、潜伏派が何を言っても出るわね」

村のインテリ 宣水
「猫潜伏で開始して、切られる狂狼に猫炙りをさせ、猫と引き換えに、占い師の情報量を増やすべきだと思うんだが。ルーレットは早い段階で回した方がいいだろう」

独身貴族 皇ギ
「るうううう?」

村のインテリ 宣水
「るううううだ。早期に占い候補に当てたくないという意見もあるが、終盤の『当たる場所によっては即敗北』の状態で回すよりはいいだろう。
猫は共有ポジションと考えるより、狂狼を炙り返す武器として使ったほうが有用だと思う」

独身貴族 皇ギ
「桐生に近い考えなのかしら。人外にアクションを強いるということよね」

村のインテリ 宣水
「桐生は人外の選択肢を狭めてアクションを迫ったが、こちらは選択肢を与えてアクション幅を増やす方針だな。追い詰められた狼は同じ行動しか起こさないだろ。起こす相手は違うだろうが」

独身貴族 皇ギ
「狂狼の猫炙りを、村が手ぐすね引いて待ってる状態の中、狂狼が期待通りに動いてくれるかしら?」

村のインテリ 宣水
「狂狼が大人しくするなら、それはそれで、お陀仏チャンスと猫トラップが維持されるだろ。
デメリットは『呪殺の確実性が保証されなくなる』という点だな。2死体が呪殺なのか猫噛みなのか、物議を醸すことになる。これは『真占い師の生存如何の確実性』と言い換えてもいい」

独身貴族 皇ギ
「猫トラップって発動するの? 共有トラップでさえ、今まで炸裂したことはないでしょ。猫トラップなんか、輪をかけて机上の空論にも思えるわね」

村のインテリ 宣水
「共トラと猫トラの炸裂率はたいして変わらんだろ。炸裂したときの利幅は猫のほうが大きい。理由は、猫トラが炸裂したとき、ほぼ『もう1狂狼が釣れるから』だ。
猫トラが炸裂した場合、踏んだ占い師の単独破綻を避けるため、対抗猫が出ざるを得ない。キツネ陣営よりは狼陣営の占い師のほうが破綻にナーバスなためだ。特に潜伏狂人は、踏んだ占い師をケアするしかないだろう」

独身貴族 皇ギ
「狼陣営のほうが破綻にナーバス? キツネのほうが破綻したときのリスクが高いでしょ」

村のインテリ 宣水
「そういう意味だが。俺の言葉がファジーだったか。
ナーバスというのは『起こる確率が高いため、憂慮に値する』という意味だ。
キツネ占い師はもっとも破綻してはいけない、ゆえにそうそう猫トラは踏まないだろ。
たとえば潜伏狂人を仮定した場合、猫トラを踏んだ占い師が出たら、狂人目線で、その占い師の正体は狼だと判断すべきだろう」

独身貴族 皇ギ
「ああ、まあ……。
それだと、そうね。踏んだ占い師のケアは、狼陣営の仕事よね。狼も狂人占い師の破綻は避けたいわけだし」

村のインテリ 宣水
「そうだ。猫を確定させて狼陣営の占い師が破綻する、こんな収支の合わないことはない。せめて猫を道連れにして、偽占い師の露呈分を取り戻したいだろう。しかもルーレットは、回れば高確率で村陣営に当てられる」

独身貴族 皇ギ
「村視点に話を戻すけど。
つまり、猫トラが炸裂しても、狼陣営は損をしないように収支を合わせてくるっていうことじゃないの?」

村のインテリ 宣水
「狼は必ず損をするが、その程度を選べるということだ。
狼は『黙って2損(占い師破綻+真猫確定)』か、『猫ランに勝って2損(破綻占い師+偽猫)+1.5得(真猫処分+誰に当たるかわからないルーレット)』か、『猫ランに負けて3損(占い師破綻+偽猫露呈+真猫確定)』か、いずれかを強いられる。
村も狼も、猫ランの勝利を目指すべきだ」

独身貴族 皇ギ
「あんたの『~~すべき』も、たいがい最善手考察よね」

村のインテリ 宣水
「もちろんケースバイケースだが、ケース指定がない場合、最善手を唱えるのも当然だろ」

独身貴族 皇ギ
「あんたが考える最善の村進行っていうのはどんな感じなの?」

村のインテリ 宣水
「全役職潜伏の柱進行。黒を見た時点で、占い師と霊能者はCO。最善というか、そうしない理由が俺にはわからん」

独身貴族 皇ギ
「占霊猫に潜伏されると、襲撃はともかく、吊りと占いが当たるからじゃない?」

村のインテリ 宣水
「だから、吊りは柱だ。猫・霊・対抗の占い結果も情報のうちだろう。柱進行は占い初日に対応しにくい、と豪礼が言ってたのはその通りだから、その均衡を見る必要はあるが」

独身貴族 皇ギ
「柱に狼が入ってくると、飽和回避と霊引きずり出しを兼ねられるだけじゃないの」

村のインテリ 宣水
「霊能者は『狼吊り切り阻止装置』だ。1黒を出した霊能者はもう要らねえだろう。飽和回避は村にとっても助かるし、特にデメリットを感じない。
柱進行で面倒なのはむしろ、狂人が入るケースだろう。狼を護り、キツネの位置を自分の分だけ絞らせる。呪殺が出ると、狼有利になる」

独身貴族 皇ギ
「あんたの言う進行だと、真占い師がキツネと、さらに少なくとも1狼を引かないと、あんまり勝てそうにも思えないんだけど。キツネが吊りで死ぬ機会がないじゃない」

村のインテリ 宣水
「占い師がキツネを引けなければ、村はもう勝ちを望むべきじゃねえだろう」

独身貴族 皇ギ
「極端じゃない? というか、あんたの意見はどれも極端に聞こえるわ。あんたは極端な鋳型を、その都度の相手に合わせて、少し形を変えてるだけじゃないの?
西帝が狩人、弥風がキツネ警戒の狼、東雲が狩人かキツネ。
ありえなくはないという程度のことを、さも『それ以外にない』というように見せてるだけでしょ」

村のインテリ 宣水
「うん? そういうゲームだろう。虚実を捏ねて、自分の望む方向に誘導する。どの立場であってもだ」

独身貴族 皇ギ
「もちろん、あんたの挑み方は正攻法だけど、あんたを論破できないからあんたが即正しい、ということではないでしょ。あんたは嘘をつく。それが看破されないからって、真実ではないんだから」

村のインテリ 宣水
「だから、そういうゲームだろう。偽占い師に黒を出された村人は、常にそれに挑むことになる。目の前には明確な嘘がある。だが、それを論破しなければ吊られる。
西帝はこれを『占い師に有利で卑怯』と言ったが、そんなことはない。すべての役職者が、その状態から吊り回避できるよう準備しておくべきだ」

独身貴族 皇ギ
「殴られたら返り討ちにできる腕力を備えておくべき、ということでしょ。ゴリラにとっては簡単だけど、ウサギには限界があるわよ」

村のインテリ 宣水
「腕力を競うゲームじゃないのか? ウサギが勝てないのは自然の摂理だろう。判官びいきの者もいるが」

独身貴族 皇ギ
「腕力を競うゲームなら、配役の時点で勝敗が決まるじゃない」

村のインテリ 宣水
「だからといって判官びいきで進めると、弱い方が勝つ。それは違うんじゃないのか」

独身貴族 皇ギ
「そういうところも、あんたは極端なのよ。判官びいきを発動するかどうかも、都度考えるべきでしょ。弱い方を常に援護するというわけじゃないわよ」

サブカル青年 西帝
「ゲームマスターが揉めてる?」

独身貴族 皇ギ
「揉めてないけど。そういえば、あんたは引き分けありのルールでも遊んだのよね」

サブカル青年 西帝
「グローバルは引き分けありだと思うよ。引き分けなしのセオリーに慣れてないから、キツネさっさと殺そう論調に戸惑ったりしてる」

独身貴族 皇ギ
「引き分けがあると、そこも違うの?」

サブカル青年 西帝
「第2ゲームでちらっと話したけど、引き分けがあれば、キツネ保護進行を重めに見るよ。キツネを保護する理由と方針は以下。

1.背徳者がいないルールが多いから、知らないうちにキツネを吊り殺さないよう、ラン対象ではキツネ目を避ける。
呪殺で2死体を出さないと、狼を吊るタイミングにも困るし、『占い欠け濃厚』ってことにもなるから。序盤の占い師は特にキツネを吊りたくないだろうね。自分の真を証明する手段が減るから。

2.逆に、2死体で吊り数を減らしたくない場合、呪殺を出さないようにする。
つまり占い師はキツネを避けて、吊りでの処分を狙う。

3.占い師が早期に襲撃死した場合や、中盤以降の形勢不利に備えて、狐盾という防具を持っておきたい。
引き分けがなくても狐盾はできるけど、ある場合はもっと気軽に採用できる。

で、1と2は3を視野に入れてる」

村のインテリ 宣水
「背徳なしの場合、序盤のランではキツネを避けるほうが無難だな。
潜伏進行だと『共有者・猫又・占い師・霊能者・狩人・狂人・キツネ』の8人を避けて投票する必要があり、まあこれは不可能だろう。
1~2共有が出て、指定でCOを聞いていくことになるか」

サブカル青年 西帝
「狼に指定当てて、占いか猫にCCOされると、結局すぐには吊れないので、占霊のCOを出してから指定に入るのがラクかなあ、とも思うんですが。
強い狼(黙って吊られるのがもったいない狼)をすっぱ抜くと、猫CCOに出てくるのは、まあ普通の流れですね」

独身貴族 皇ギ
「猫も出しておけばいいじゃない」

サブカル青年 西帝
「FOに悪手なし、とは言う。でも猫を出すと、猫噛みや猫トラップが望めなくなるからな。猫トラは共トラと併用すると、黒特攻を抑制する効果がかなり見込めるから、猫潜伏進行ありきで考えてるプレイヤーはいるよ。
今までのゲームだと、猫をうまく使えてないのが、村側の勝率を下げてる」

村のインテリ 宣水
「狼が3匹、噛み役も選べないって時点で、狼陣営にとって猫は大きな脅威なんだがな。村がその優位性をあまり理解してない気がする。狼もわかってないのか」

サブカル青年 西帝
「此紀様なんかは理解なさっているようですが、周りもわかっているものだと解釈されているのかな。主張というか、言葉が足りないような」

村のインテリ 宣水
「『豪礼が確定猫になっていれば、確実に村勝利になった』というゲームが複数あるだろ。強いプレイヤーが猫を引くと、確定させた時点で大きく村有利になる。
狼陣営がもっとも強かったと評判の第3ゲームでさえ、豪礼が猫だったら、おそらく村が逆転勝利していた。
破綻宣告は早かったが、あいつはあれで『一日あれば(まして襲撃に違和感があれば)考えを改める』という柔軟性も持ってる。そこも加味して、狼は豪礼を襲撃したんだろ」

サブカル青年 西帝
「ザッツライト、です。第6ゲームなんかでは頑固に見えますが、あのあたりは『きっちり手順を守ってる』のであって、思い込みが激しいとか、そういうタイプではないんですよね、意外と」

独身貴族 皇ギ
「そうでしょうそうでしょう」

村のインテリ 宣水
「『共有者を引くと強いプレイヤー』が猫を引くと、上位互換となる。やっぱりバランスを考えると、『猫を入れるなら共有なし』がいいような気がするが」

独身貴族 皇ギ
「ルールを変えると、初級者は混乱するわよね。引き分けは無しのままでいいんじゃないかしら」

サブカル青年 西帝
「このゲームは、ゲームマスターの整合能力が必要になるから、処理ミスなく進行してくれるだけでありがたいよ。最終段階呪殺は解放されるべきだと思うけど……

村のインテリ 宣水
その件について相当しつこいなお前も

独身貴族 皇ギ
「だって処理順的には、本当は起きるんだもの。キツネに甘いわよ、今のルールは」

村のインテリ 宣水
「元のルールがキツネに厳しすぎるんだろ。現行のルールで、ほぼ三国志が維持されてる以上、あまり変えたくはねえな」

サブカル青年 西帝
「プレイヤー全体が底上げされたら、ルールを厳しくしても対応できるので、だんだんレベルを上げて行けたらいいですよね」

独身貴族 皇ギ
「それが理想だけど、頭打ちのプレイヤーを責めると、ゲームなんだか何なんだかわかんなくなるわよね」

サブカル青年 西帝
「このゲームでは、そこスゲー大事なんだよね。白熱しやすいし、プレイヤーの腕力がぜんぜん違うから、マウンティングとか起きて、気の弱いプレイヤーが委縮して離れることも多い。そういうのは嫌だよな」

村のインテリ 宣水
「良かれ悪しかれ、ただのゲームだ。マウンティングも委縮もする必要はないだろ」

サブカル青年 西帝
「本当はそうあってほしいですが、現実はなかなか。自省する部分でもあります。SNSでも議論されますね。ゲームにおける本気とギスギスの違いとか」

村のインテリ 宣水
「お前の父親は、負けるとわりと不機嫌になるな」

サブカル青年 西帝
「なまじ強い分、驕るんですよねえ。強いプレイヤーが弱いプレイヤーに『お前のせいだ』って言うやつ、ボードゲームショップとかでは、繰り返すと出禁の対象ですよ。ゲームが強いプレイヤーと、周りへの配慮のあるプレイヤー、場にとって大事なのは後者ですからね」

独身貴族 皇ギ
「両方兼ね備えてるのが一番いい、と」

サブカル青年 西帝
「そこ目指してるよ。場に歓迎されるプレイヤーでありたいね。楽しむためにゲームがあるんだからさ」




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