ゆるおに はみ出し231
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『カメラを止めるな!』金曜ロードショー放映記念対談

――母屋半ばの広間――
刹那、豪礼、此紀、西帝



※注意
映画『カメラを止めるな!』の ぼやっとしたネタバレが含まれます














西帝「『ラヂオの時間』を良くしたやつですよね」
刹那「あっ、お前もそう思ったか。一行で言うと、それだよな。『ラヂオの時間』には厳しかった伊集院光が、『カメラを止めるな!』は褒めていた」
豪礼「……三谷幸喜にも商業との兼ね合いの苦労はあろうが、どうあれ、三谷幸喜を現代的にソフィスティケートしたような雰囲気はあるな。……細かい回収を行う作風の喜劇監督が、これといって他に思い当たらんために、三谷幸喜の風評被害となっている面もあろうが」
西帝「福田雄一の『大洗にも星はふるなり』で、世代交代かなーと思ったけど、あんたには合わなさそうだな」
刹那「勇者ヨシヒコの監督だろ。俺は『33分探偵』がちょっと好きだったんだよな」

西帝「LiLiCoの話をしてもいいですか」
此紀「なぜ?」
刹那「誰?」
豪礼「……Wikiを見ても、何者なのかわからんな」
西帝「LiLiCoの肩書きは何でもいいんだけど、『カメラを止めるな!』を王様のブランチで紹介した功績があるんだよ」
豪礼「……各界の著名人が、それぞれのエリアで紹介していようが」
西帝「LiLiCoは前にも『野良スコ』を世に出すために尽力してる」
刹那「何スコて?」
西帝「……『紙兎ロペ』はわかるでしょう。どこかでご覧になっていると思います」
刹那「(検索)……ああ、なんか見たことあるな」
此紀「(検索)………………ああ。…………テレビ局が、原作者から取り上げたわけね」
西帝「そうです。『紙兎ロペ』は本来、監督から脚本からデザインから声優から、すべてひとりの原作者が担当して、実質本当にひとりで作っていた作品だったのですが、現在は権利をすべて奪われており、原作者はいっさい関わっていません
豪礼「……奪われたの何のという言い方は、下衆の勘繰りではないのか。納得しての売却などかも知れん」
此紀「ねえ。よくある陰謀論も入ってるんじゃないの?」
西帝「俺は監督のトークショーに行っているんです
刹那「ほー。ソースが直近ということか」
西帝「いや、言っておきますが、監督は当局の悪口いっさい言いませんでしたよ。ただ聞いている全員が若く純真なクリエイターが巨大商業に搾取された様を感じ取って、しんみりしました」
此紀「それで? ああ、出世作を搾取された監督の、仕切り直しの次回作を、LiLiCoが支援したということ?」
西帝「それをトークショーで知りました。俺もそれまではLiLiCoってRIKACOと見分けがつかないなくらいに思っていたんですが、もう、印象が一新ですよ。LiLiCoが困っているときは俺が助けに行くくらいに思っています。LiLiCoが内山勇士にそうしたように……」
刹那「何の話?」
西帝「カメ止めといい、野良スコといい、LiLiCoが勧めるものは間違いがない、という話です。ちなみに内山監督が作っていた頃の『紙兎ロペ』はとてもいいです。その分だけ、切なくなります……」

豪礼「……だから、何の話だ」
西帝「『紙兎ロペ』の映画版もいいよ。内山監督が作ってたから。あれは親父もそんなに悪く言わないと思う。DVD貸すよ」
此紀「『カメ止め』はネタバレしちゃいけないタイプの映画だから、そんなに長く話せないわよね」
刹那「テレビ放映で、後半部だけ観たやつとかいるんだろうなーと心配になるな」
西帝「反対に、映画館で、最初の10分くらいで出て行った客がいました。俺は二回目だったので、追いかけて行って止めようかと思いましたね」
刹那「ポリス沙汰になりそうなことをするなよ」
西帝「だから、していません。……そういえば、『ハンチョウ』で知った層もそこそこいそうですよね」
刹那「ああ、そうだなあ。俺はお前たちが宮本みたいな勧め方をしてくるので、まんまと観た。蘭香は伊集院光経由で観たらしいが」
此紀「あの子、伊集院が好きよね? ちょいちょい伊集院節で喋ってるわ」
刹那「俺も気になってんだアレは。お嬢様言葉との親和性が低いので、笑っていいんだか何だかわからん」
豪礼「…………何の話だというんだ」








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