ゆるおに はみ出し168

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はみ出し168
「神無様、お誕生日おめでとうございます」
誕生日サービス

白威「…………」
斎観「大丈夫だよ、喜んでくださるよ」
白威「そうか……?」
斎観「古典的な様式美がお好きだから、こういうのもお気に召すよ」
白威「そりゃお前の弟なんかは、こういうのが好きかも知れんが……」
斎観「似合ってるぞ。お前は流行りの可愛い顔してるから、その安っぽいペラペラのコスプレ衣装、バッチリ着こなせてる。どう見ても中の上の店で高リピーター率を誇ってるイメクラ嬢だ」
白威「褒めていないだろう
斎観「若い客にもオッサン客にも受けるから、店から重宝されると思うぞ」
白威「勤めない
斎観「ちなみに俺は今多少ムラッと来てる
白威「気色が悪い! 少し離れろ!」
斎観「カチューシャずれたぞ。直しとけ」
白威「だいたいお前は燕尾服で、俺だけがこんな……。スベッたら俺が一人でコケるじゃないか。卑怯だ」
斎観「執事とメイドだよ。一緒にコケてやるから安心しろ」
白威「……乗り気のお前がメイドをやればよかっただろう」
斎観「バッカお前、俺がそんなオッパイ強調する服着たら、神無様の神経を逆撫でするだろうが」
白威「そ、それを言ったら、俺の胸でも充分逆撫でするんじゃないのか」
斎観「……男姿で着たらどうだ?
白威「誰が着るか!
斎観「あ、お前、ちゃんと神無様のことは『ご主人様』って呼べよ。『お帰りなさいませ』からのな」
白威「『お嬢様』でなくてか?」
斎観「女扱いされるのお嫌いだろ。あと神無様がグッときてガッと来ると思うが、ちゃんと『いけませんご主人様、おやめください!』ってシナ作れよ」
白威「やっぱり俺ばかり割りを食ってると思う。そんな小芝居いやだ」
斎観「俺だって『ご主人様、いけません。私はあなたのお父様の代からお仕えしている身。このようなことはっ……』って言いながら切なそうな顔をするよ」
白威「ちょっと待て、入り組んだ設定があるなら、今のうちに教えておいてくれ」
斎観「俺は先代からの執事で、お前は新人のメイドな」
白威「新人の俺はともかく、年季の長いお前も初の手付きなのか」
斎観「えっ」
白威「長年お前に手を付けて来なかった主人が、今日突然襲ってくる理由は?」
斎観「……溜まってたから?
白威「新人メイドにいきなり襲い掛かるような主人が、そんなフィジカルな事情に左右される上、今までは左右されてこなかったというのは無理がある気がするが」
斎観「お、お前の方が乗り気なんじゃねえのか。なんだその的確な批評は」
白威「お前の膳立ての手抜かりが気になるだけだ」
斎観「……じゃあ、以前から肉体関係を結んでいる執事を手先にして、二人がかりで新人メイドを陵辱するご主人様路線でいくか」
白威「ほぼノンフィクションだな」
斎観「この場合、俺の存在に新鮮味がなくなるから、お前の演技力が肝となるが」
白威「………自信はないが」
斎観「ちょっと予行練習しとくか。サッと台本書いて」
白威「俺がメイドになった理由は? スタンダードに親の借金か? 住み込みとして、月給はどのくらいなんだ?」
斎観「お、お前のメイドとしての就業動機や待遇なんかどうでもいいだろ!」
白威「演技をする上で必要になってくるだろう」
斎観「そこまで凝らなくていいよ! やっぱりお前の方が乗り気なんじゃねえか!











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